レジのないAmazon Go、現金での支払いを可能に。

レジがなく会計に並ぶ必要のないスマートなAmazon Goの店舗で、今後現金支払いをできるようなる一見奇妙な動きが広がりそうです。

アマゾンが2018年にシアトルで初出店したAmazon Goと呼ばれる実店舗は、スマホアプリをかざして入店した後は、棚から商品を取り出して、レジを通すことなく持ち出しても自動的に決済される画期的なレジ内店舗として有名になりました。

しかし、Amazon Goの店舗はスマホのアプリを前提にしていることから、スマホを所有しない低所得者層が利用できないして、米国の各州で現金を受け付けるように命じる条例が成立しつつあります。

こうした流れを受けて、アマゾンは今後Amazon Goでも現金支払いを受け付けるようにすることを認めました。

Amazon Goとは

2018年シアトルで、初めて一般人向けに公開されたAmazon Go1号店は、食料やドリンクなどの商品を棚から取り出し、そのまま外に出るだけで会計ができるスマートなレジなし店舗として一躍有名になりました。

その仕組は、支払い情報を登録したスマホアプリを使って入店時に本人認証を済ませ、その後は店内の無数のカメラで顧客と取り上げた商品を追跡することで、決済を可能にしています。

現在は10店舗ほどしかありませんが、ブルームバーグの報道によれば、2021年までに3,000店舗に拡大させる計画を立てているなど、アマゾンが投資を進めている分野です。

しかし、スマホを前提としているために、スマホを持たない低所得者などへの差別に該当すると米国各州で抗議運動がありました。実際、フィラデルフィアでは米国で初めてキャッシュレス決済のみの店を不可とする条例が2019年夏に施行される予定です。

また、ニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴ、ワシントンDCでも同様の条例が検討されており、こうした流れを受けて、アマゾンはAmazon Goでの現金受付を決めたと見られています。

Amazon Goが現金支払いの受付をいつから開始するかは、現時点は未定です。また、スマホを保有するユーザに関しては、今まで通りの買い物体型が提供されるとのことです。

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