アップルの医療関連ビジネス、2027年に最大34兆円の規模と試算。

アップルのビジネス規模、2027年に最大34兆円

モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティ・ユベルティ氏はアップルの医療関連ビジネスの規模を試算し、2027年に1.5兆円から最大34.4兆円に達成する可能性があると伝えています。また、アメリカだけでもヘルスケア市場は380兆円に達すると見ています。

ケイティが2019年4月8日に伝えた内容によると、アップルは14億台販売しているAppleWatchで健康状態をモニタリングし、iCouldで医療データを保持、さらには病院に医療データを提供するサービスで売上を伸ばすと見ています。

「アップルはヘルスケア領域のエコシステムを構築しているところで、顧客に合わせた医療を実現するリーダー企業になる絶好のポジションにいます。こうした医療分野は、今までどの企業も手をつけていない領域(グリーンフィールド・オポチュニティ)でアップルには大きなチャンスがあります」(ケイティ)

アップル元CEOのジョン・スカリーも、アップルのヘルスケア進出に期待

アップルの医療関連ビジネスを明るく見ているのは、ケイティだけではありません。アップルの元CEOのジョン・スカリーも、アップルの医療ビジネスが大きな利益を上げると2019年3月にCNBCへの取材で語っています。

「今後数年間で、真のイノベーションが訪れると見ています。Apple Watchなどのヘルスケアデータを取得できるデバイスとしての販売にとどまらず、医療分野のサブスクリプションが実現できれば、信じられないほどの大きな利益をアップルは手にすることができるでしょう」とスカリーは答えました。

実際、アップルは既に、Apple Watchで心電図や心拍数をトラッキングできる技術をもっており、センシングの技術は年々向上しています。ジョンは医療サブスクリプションの例として、血糖値モニタリングを使った医療サービスをあげています。今後、採血不要で正確な血糖値測定ができるようになれば、データをネットワークを介して医師に提供することが可能になり、糖尿病などの慢性的な病気に対して、医療サービスの技術革新が起こると述べています。

元アップルCEOジョン・スカリー「アップルに必要なのは医療サブスクリプション」

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