グーグル、AMP for Emailを正式立ち上げ。メールをインタラクティブに。

グーグルは3月26日、メールを高速化し、メール内部でよりインタラクティブなやり取りを可能にするAMP for Emailを正式に立ち上げました。Gamilは既にAMP for Emailに対応しましたが、米ベライゾンが提供するYahoo Mail、Outlook、ロシアのMail.ruなど、他の主要なEメールプロバイダーもAMP for Emailメールをサポートする予定です。

AMPとは

AMP(Accelerated Mobile Pages)の略で、スマホなどのモバイル機器で高速weを表示させるための技術の1つです。モバイルユーザのweb体験をより良いものに変えていくことを目的に、 グーグルとTwitterが2015年10月にAMPプロジェクトが活動を開始し、オープンソースプロジェクトとして立ち上がりました。

スマホでGoogle検索すると、下図のようにURLの左隣にカミナリのようなマークが表示される場合には、クリックすることでAMP対応ページが表示されます。このAMPページは表示速度が非常に早いです。

なお、このサイトもAMP対応しています。
本記事のAMPページ:『グーグル、AMP for Emailを正式立ち上げ。メールをインタラクティブに。』

AMP for Emailを使えるメリット

グーグルはGmailでAMPを対応させる発表をしましたが、EmailにAMP対応させて得られるメリットは高速化だけではありません。メールの中で、webページのようなインタラクティブなやりが可能になります。

次のAMP for Emailの例では、1つのメールの中でコメントを付けて返信することが可能です。

また、次の会議の日程調整メールでは、ボタンをクリックすることで都合の良い時間帯を回答することで、メールの中だけでやり取りが完結します。

SNSピンタレストから送られてくるメールでは、メールのなかに表示される写真の中から「良いな」と思ったものをsaveすることもできます。

このようなAMP for Emailの取り組みは今度、メールサービスを展開する大手プロバイダーにも広がる見通しで、米yahoo, outlook.com、Mail.ruがサポート予定です。Outlookを手がけるマイクロソフトは、2019年夏にはAMPの試験導入を行い、ユーザとパートナーの双方から意見を聞きたいとしています。