Google、研究初期段階ながら放射線科医以上の肺がん検知AIを実装。

世界保健機関(WHO)の調査では、年間170万人以上が肺がんで命を落としています。早期発見できれば効果的な治療ができるものの、早期発見は難しいことからステージが進んでから見つかることも多く、世界中で最も深刻な死因の1つとなっています。

その肺がんの早期発見の課題に対して、GoogleはCTスキャン画像から肺がんの兆候を検知する予測モデルを人工知能を用いて作り出す取り組みを実施しており、未だ研究は初期段階ながら、人間の放射線科医よりも高い検出率、低い誤認識率を記録したと発表しています。

A promising step forward for predicting lung cancer(Google公式ブログより)

Googleの発表によると放射線科医と比較して、AIを用いた検知では偽陽性の検査を11%以上減らしながら、癌の症例を5%多く検出しています。

Googleは2017年から、癌の検知にAIが応用できる可能性を探り、アメリカ国立衛生研究所とノースウェスタン大学から45,856件のCTスキャン画像データの提供を受け、AIによる肺がん検知モデルの精度を向上させてきました。

GoogleのAIでは肺がん悪性腫瘍を検知するだけでなく、肺の微妙な悪性組織(肺結節)をも検知できるとのことで、肺がんリスクの予測に役立つとしています。

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