企業の経営層を中心にコンサルティング・サービスを展開するBCG(ボストンコンサルティンググループ)は、2019年版のイノベーション企業ランキング トップ50を発表しました。
昨年まで13年間首位を守ったアップルは3位に後退し、1位はグーグル(および親会社のアルファベット)、2位にアマゾンがランクインしました。また、日本企業での最上位は36位NTTドコモ、続く37位にトヨタが入りました。しかし、2018年同ランキングの17位トヨタ、32位 NTTドコモ、37位日産に比べると、いずれの企業もランクダウンしています。
2019年版のBCGのレポートのサブタイトルに「THE RISE OF AI,PLATFORMS, AND ECOSYSTEMS(人工知能、プラットフォーム、エコシステムの出現)」とあるように、イノベーションのトップ企業の多くの共通点として、人工知能を駆使しているか、プラットフォームを構築して、自社サービスだけでなく第3者企業も巻き込んだサービスを展開するエコシステムを形成しているか、またその両方の特長が見られたとしています。
詳細のレポート(英語版)は3月21日に、BCG公式サイトでリリースされています。
BCGは世界各国の様々な業種の経営層を対象に、イノベーションに優れた企業や自社のイノベーションへの取り組みについて訊ねた調査を行い、毎年ランキングを作成しています。
2019年順位 | 会社名 |
---|---|
1 | グーグル(Alphabet) |
2 | アマゾン |
3 | アップル |
4 | マイクロソフト |
5 | サムスン |
6 | ネットフリックス |
7 | IBM |
8 | フェイスブック |
9 | テスラ |
10 | アディダス |
11 | ボーイング |
12 | BASF |
13 | Tモバイル |
14 | ジョンソン&ジョンソン |
15 | ダウデュポン |
16 | シーメンス |
17 | シスコシステムズ |
18 | LG電子 |
19 | バーレ |
20 | JPモルガン・チェース |
21 | マクドナルド |
22 | マリオット |
23 | アリババ |
24 | バイエルン |
25 | AT&T |
26 | アリアンツ |
27 | BMW |
28 | SAP |
29 | フィリップス |
30 | ロイヤル・ダッチ・シェル |
31 | AXA |
32 | ユニリーバ |
33 | セールスフォース |
34 | ファイザー |
35 | ストライカー |
36 | NTT Docomo |
37 | トヨタ |
38 | フォルクスワーゲン |
39 | 3M |
40 | GM |
41 | デル |
42 | ウォールマート |
43 | eBay |
44 | HP |
45 | ING |
46 | BP |
47 | ダイムラー |
48 | ファーウェイ |
40 | リオ・ティント |
50 | ヒルトン |