イーロン・マスク、今週中に火星ロケット試作品の試験開始を宣言。

SpaceXは火星にまで到達する有人ロケット「スターシップ」の開発を目指し、その一部の機能を持った試作用の無人ロケット「テスト・ホッパー」をテキサス州で作っていますが、創業者のイーロン・マスク氏は今週中に施設外からは確認できない程の極めて小さい規模の打ち上げを行うことを明らかにしました。

SpaceXの作業員は既に、2019年3月8日にテキサス州ボカチカビーチ近くの発射台までテストホッパーを移動させており、早ければ現地時間の3月18日にもテストを実施する旨を近隣住民に警告をする模様で、イーロン・マスクは今週中にはテストを実施したいとの意向を示しています。

スターシップの開発経緯と今後の予定

SpaceXは2014年にファルコン9とファルコンヘビーの2つタイプのロケットを製造する予定でテキサス州ボカチカに施設を建設し始めましたが、2018年にイーロン・マスク氏によってその計画は修正され、同施設では火星に向けた有人ロケット「スターシップ」の開発に専念することになりました。

2019年3月8日には、スターシップの試作品であるテストホッパーの下部を発射台まで移動する姿が確認でき、その後作業員がトラックサイズのロケットエンジンを車両のベースに取り付けています。

テストホッパーは宇宙まで到達できる能力を持っていませんが、SpaceXが本格的な火星に向けた有人ロケット「スターシップ」を製造するために必要な重要なパーツを担っています。

イーロン・マスク氏の筋書き通りに事が運べば、スターシップは2020年に軌道に乗り、2023年に月の周りに最初の乗組員を送りこみ、2024年には火星に向けて最初の人々を打ち上げることになります。

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