トヨタ、ハイブリッド車の特許を年内にも無償で開放。

トヨタは、年内にもハイブリッド車に関する特許を無償で開放することを決めました。トヨタは約20,000ほどのハイブリッド車に関する特許を保有しており、モーター、パワー・コンバーター、バッテリーなど幅広い範囲が含まれていると見られます。

日経新聞の報道によると、燃費改善を急ぐ中国自動車メーカーなどの関心が特に高いようで、ハイブリッド車の製造が困難な他の自動車メーカーに対しては、トヨタがハイブリッドシステムを販売して提供を行うと伝えられています。

また、ハイブリッド車用の部品の一部は、電気自動車の部品とも共通することから、ハイブリッド車用の部品の販売が伸びてコストが低下すれば、トヨタが出遅れた電気自動車の生産コストも下げられる見通しです。

既に電気自動車にシフトする他社自動車メーカー

ただ、世界的の自動車メーカーの動きを見ると、既にハイブリッド車に見切りをつけて、電気自動車へと生産をシフトする流れがあります。

ゼネラルモーターズ(GM)会長のマーク氏は「ハイブリッド車は終わりを迎えた。」と明言したと『FOX NEWS』(2019年1月11日)の記事が伝えており、GMは今後、電気自動車のリーダーとして2023年までに、世界で20車種の電気自動車を発売するなど、完全に電気自動車へのシフトが起こっています。

GM says hybrids are over, reboots Cadillac as an electric vehicle leader (FOX NEWS)

また、英国、フランス、スペインでは2040年までにガソリン車、ディーゼル車だけでなくハイブリッド車も販売を禁止すると見られており、世界的なハイブリッドカーへの逆風が吹く中で、トヨタが狙う通りに特許開放によって、ハイブリッド車の市場が拡大するかは懐疑的な見方もあります。

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