米ベライゾン、LTEより10倍高速な次世代通信回線5Gを提供開始。

2019年4月3日、米通信大手ベライゾンは次世代の高速な携帯電話通信5Gのサービスの提供を、シカゴとミネアポリスの2都市で開始したと発表しました。この回線サービスにより、従来比約10倍の1Gpsの通信が可能になります。

ベライゾンの広報担当David Weissmannが、実際にダウンロード速度をテストした動画がTwitterに公開されましたが、ダウンロード速度は762Mbpsを記録し、従来の4G(LTE)の平均速度27Mbpsを大きく上回りました。

世界初の携帯電話向けに5Gを提供

携帯電話向け5Gサービスはベライゾンが世界初めての提供になります。データ容量が無制限となる料金プラン(月額約75ドル)に契約している利用者を対象とし、追加で10ドル支払うことで5Gサービスを使える料金プランを設定しており、課金体系と価格ともにベライゾンを基準に、今後各社が検討するようになると見られています。

なお、ベライゾンが5Gサービスを提供開始したものの、5Gに対応した携帯電話端末は多くはありません。現時点では、モトローラ製Moto Z3(5Gの利用には専用の機器も必要)の1種類のみで、その他、直近でわかっているものは2019年上半期に発売予定のサムスン製Galaxy S10 5G modelだけなど、ハードウェア機器の対応に制約がある状態です。

本格的に消費者が、5G対応の携帯電話を使い始める2021年までは、売上に大きな変化は無いとベライゾンのハンス・ベストベリCEOも発言しています。また、5G提供地域については、今年度中に30都市に拡大させるなど、順次拡大する模様です。

Sprintも5月に5G対応予定

合併が進められているT-mobileとSprintも、今年の5月にアトランタ、ダラス、シカゴ、カンザスシティの4都市で5Gサービスが開始予定で、6月までにはヒューストン、ロサンゼルス、ニューヨーク、フェニックス、ワシントンに拡大する予定で準備が進められています。HTCとLGの携帯電話がスプリントの5Gをサポートすると見られています。

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